

冷えた酒と少しのつまみ。穏やかな日々。これが今の私の日常だが、本当に幸せなことだと思う。
ふと昔を振り返ると、ステップファミリーとして歩み始めた当初は、こんな静かな時間を過ごせるようになるとは想像すらできなかった。
子連れでの再婚。「子供の生活環境が激変するリスクが大きすぎる」「自分の選択が、子供の未来に暗い影を落とすのではないか」と足がすくんで一歩踏み出せないのは、親としてごく当たり前の感覚だと思う。
この記事では、迷いながらも再婚から11年目を迎えた私の、ささやかな経験則を書いておく。今、先の見えない不安を抱えて立ち止まっている人が、この記事を読むことで少しでも肩の力を抜くきっかけになれば嬉しい。
絶対の答えはない。だからこそ焦らなくていい
個々で抱えている生活の背景は全く違う。
だから、シングルのまま子供と静かに過ごすのも正解だし、誰かと共に生きる再婚という道を選ぶのも正解だ。そこに、万人が納得する絶対の答えなんてどこにもない。
ただ、迷いながらも一歩を踏み出し、私みたいな生活をしている人間もいる。
振り返ってみて、いまの穏やかな生活の土台になっているのは、決して特別な出来事ではなく、日々のこんな小さな積み重ねだったように思う。
焦って「普通の家族」の枠にはめようとせず、不器用でも時間をかけてそれぞれの距離感を受け入れたこと
日々の仕事や生活に追われる時期であっても、夫婦二人きりの時間を意識して作り、戦友としての関係値を保ってきたこと
将来の不安を少しでも減らすため、コツコツと資産運用を続け、長い時間をかけて経済的な基盤を整えてきたこと
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小鉢に少しずつおかずが盛られているように、家族の形も少しずつ時間をかけて整えていけばいい。すぐに完璧な正解を出そうとしなくて大丈夫だ。
小さな視点の変化が、心の重荷を下ろす
子供の人生も関わってくる以上、大きな決断なんてすぐにできるはずがない。
「行動することで得られる経験値がある」と頭では分かっていても、動けない時はある。焦って答えを出さなくてもいいし、今は立ち止まったままでもいいと思う。
ただ、一人で悩み続けていると、どうしても視野が狭くなってしまう。ふと視点を変えてみることで、心がすっと軽くなる瞬間もある。
それは、同じように悩んだ誰かの言葉に触れてみることかもしれないし、ちょっと美味しいものを食べて一息つくことかもしれない。ほんの少し視点や環境を変えてみるだけで、抱えていた肩の力が抜けることもある。
生活の背景は人それぞれだから、絶対に正しい答えなんてどこにもない。
それでも、迷いながら進んできた私のこの経験値が、今どこかで同じように悩んでいる人の、何かしらの安心や選択のヒントになれば嬉しい。
これからもそんな思いで、日々の気づきや変わらない日常を、このブログで自分のペースで綴っていけたらと思う。


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