" /> 【子育ての終わり】「早く大きくなれ」と願った日々が、今は宝物だと気づくまで。19年前、ベランダで息子と見た星の話 | 幸せな子連れ再婚・資産運用。ステップファミリー10年目の「実践記」

【子育ての終わり】「早く大きくなれ」と願った日々が、今は宝物だと気づくまで。19年前、ベランダで息子と見た星の話

・ステップファミリー体験記

毎日、本当にお疲れ様です。

仕事に家事、育児。 シングルファザーやシングルマザーとして、あるいは再婚家庭の親として、必死に毎日を回しているあなたへ。

ふと、こんなことを考える瞬間はありませんか?

「この大変な毎日は、いつまで続くんだろう」

トイレに行く時間もない、ゆっくりお風呂にも入れない。 「早く大きくなってくれ」と願い、「早く自立してくれ」と祈る日々。

今日は、ステップファミリー歴10年、そして最初の長男が生まれてから21年が経った今の私が感じている、「時間」についてのお話をさせてください。

今、泣き止まない子供を抱えているあなたに、少しだけ未来の風を届けられたらと思います。

「目に見えない終わり」と向き合う時

私事ですが、今のステップファミリーになって丸10年、11年目に突入しました。 そして、私の最初の子供である長男が生まれてからは、もう21年になります。

50歳が見えてきた今、ふと考えることがあります。

「自分に残された時間は、あとどれくらいなんだろう」

寿命が終わる日なんて、誰にも分かりません。 運命で決まっていたとしても、私たちにはその「終わりの時」は見えませんよね。当たり前のことなんですが。

でも、だからこそ思うんです。 「自分に残された時間で、あとどれくらい楽しいことができるんだろう?」

若い頃は、時間が無限にあるような気がしていました。 「面倒くさいな」「早く終わればいいのに」と思ってやり過ごしていた時間。

でも、この歳になって気づいたんです。 あの時「面倒だな」と感じていた瞬間ですら、後々振り返れば、胸が締め付けられるような愛おしい思い出になっていることに。

19年前、ベランダで見た星の話

記憶の引き出しを少し開けてみます。 まだ私が若く、長男が幼かった頃の話です。

ある夜、私は長男を抱いてベランダに出ました。 夜風に当たりながら、なんとなく夜空を見上げたんです。

私の腕の中にいた長男は、夜空に光る星を指差して、舌足らずな言葉でこう言いました。

「アレ、ほっちぃ?(あれ、欲しい?)」

星を取ってほしい、という意味だったのか、星が欲しいと言ったのか。 今となっては確かめる術もありません。

でも、その時の長男の重み、体温、夜風の匂い、そして「アレほっちぃ?」という愛らしい声。 それだけは、19年経った今でも、鮮明に覚えています。

当時の私は、今のあなたと同じように必死でした。 「早く寝てくれ」「明日の仕事どうしよう」「お金が足りない」 そんな不安で頭がいっぱいだったはずです。

でも、19年後の私に残ったのは、苦労の記憶よりも、あの一瞬の温かい記憶でした。

今、あなたがしていることは「未来への種まき」

今、お子さんが言うことを聞かなくてイライラしているかもしれません。 学校の準備や、毎日の献立に追われて、「面倒くさい!」と叫びたい夜もあるでしょう。

その気持ち、痛いほどわかります。 綺麗事で「今を楽しめ」なんて言いません。渦中にいる時は、楽しむ余裕なんてないですから。

でも、これだけは伝えさせてください。

あなたが今、必死に戦っているその時間は、決して無駄に流れているわけではありません。 あなたが今踏ん張っているその「面倒くさい日常」が、10年後、20年後のあなたを温める「思い出」になります。

皆さんが今していることは、何もしていないことにはなりません。 未来の自分が涙するほどの、素敵な思い出の種をまいているんです。

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「案外、なんとかなる」から大丈夫

子育てや人生の「終わりの時」は見えません。 見えないからこそ、不安になります。

でも、21年間親をやってきてわかったことは、「どんなに不安でも、案外なんとかなる」ということです。

あの時、星を見上げていた小さな息子も、もう社会人です。 私も歳を取りましたが、こうして生きています。

もし今、あなたが自分を責めてしまっているなら、どうか責めないでください。 今日、子供にご飯を食べさせた。 今日、自分も生きて朝を迎えた。

それだけで、あなたは十分に素晴らしいことを成し遂げています。

あなたの今の頑張りは、必ず未来の「大丈夫」に繋がっています。 だから、今日は少しだけ肩の力を抜いて。

「あれ、ほっちぃ?」 そんな何気ない一言を、心のアルバムの隅っこに挟んでおいてくださいね。

勇気なんて、そんな大げさなものじゃなくていいんです。 ただ『知ってみる』。それだけのことで、明日の景色が少しだけ変わるかもしれません。 10年前の私が、そうだったように

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