こんにちは。関西でステップファミリーを築いて10年が経ちました。
今日は、実子の長女と、再婚した妻の間にあった「嵐」のような時期と、10年かけて辿り着いた一つの答えについてお話ししようと思います。
この記事は、
- 「パートナーと子供の関係」がうまくいかず、毎日が辛い親御さん
- 血の繋がりを超えた「家族」に本当になれるのか不安な方
に向けて書きました。今、真っ暗なトンネルの中にいると感じているあなたの心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。
中三の嵐。家の中に漂う、あの刺々しい空気
一つのエピソードですが、娘が中学3年生の頃、妻と激しくぶつかることがありました。 思春期という難しい時期も重なり、家の中はいつもピリピリとした刺々しい空気が漂っていました。
父親として、夫として、どう振る舞うべきか試される日々。 でも、私は**「自分の選択が間違っていた」と思ったことは一度もありません。**
この家族で生きていくと決めた。妻と歩むと決めた。 だからこそ、どれだけ二人がぶつかっても、**「今は嵐の中にいるけれど、この時間を乗り越えれば、必ず分かり合える時が来る」**と信じて、静かに見守り続けていました。
シンママ・シンパパのあなたも、子供とパートナーの間で板挟みになることがあるかもしれません。でも、あなたが信じて選んだ道なら、堂々としていていいんです。その「信じる力」が、いつか家族の形を整えてくれます。
「産みの母」との距離、そして二人で言葉を重ねた日々
長女は幼少期の頃、月に一度ほどのペースで実のお母さんと会っていました。 私はもう10年以上連絡を取っていませんが、娘にとっての「ルーツ」は大切にしたいと考えていたからです。
ただ、やはり一人の人間として、娘との関係がうまくいかない時期は、妻の中に葛藤の時間はあったはずです。
そんな時、私たちは何度も何度も話し合いました。 妻の不安を聴き、私の想いを伝え、二人で一つの方向を向き直す。 一人で抱え込ませず、夫婦として向き合い続ける。
そうして逃げずに娘と向き合い続けてくれた妻を信じ、ただ二人の時間が積み重なるのを待ちました。

19歳になった娘が、ポツリと言った言葉
それから数年。19歳になり、社会人として成長した娘が、ある日ふと口にした言葉。 それは、私たちが信じてきた10年への、最高のご褒美でした。
「わたしの、本当のお母さんは、私を生んでくれた人じゃない」
驚く私たちを前に、娘は続けました。
「今いるお母さんが、私のお母さん。何かプレゼントをしたくなるのも、感謝を返したいと思うのも、今のお母さんやから」
その言葉を聞いた瞬間、妻の目が潤むのがわかりました。 「時間の積み重ねは、嘘をつかないんだ」と、私も胸が熱くなりました。
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「時間の積み重ね」が、すべてを解決してくれる
劇的なドラマのような解決策なんて、この世にはないのかもしれません。 大切なのは、「良い時も悪い時も、同じ屋根の下で時間を共有し続けること」。
毎日一緒にご飯を食べ、喧嘩をして、話し合って、仲直りをする。 そんな地味で泥臭い日常の積み重ねが、10年という歳月をかけて、血の繋がりを超えた「本当の家族」を創り上げてくれたんです。
良い娘に成長してくれたな。 そう思うと同時に、信じて待ってよかったと、心から自分たちの選択を誇りに思えました。
結び:時間は、必ず味方になってくれる
焦らず、ゆっくり。 あなたが自分の選択を信じて、一日一日を大切に積み重ねていけば、いつか必ず「これでよかったんだ」と思える日が来ます。
それに幸せな思い出の方が多いです。

あなたの家族の物語を、信じて進んでくださいね。
勇気なんて、そんな大げさなものじゃなくていいんです。 ただ『知ってみる』。それだけのことで、明日の景色が少しだけ変わるかもしれません。 10年前の私が、そうだったように。


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