お金の話をすると、途端に空気が冷える。
「結局、金儲けか」 「お金に執着する終わった人格」
そんな声が聞こえる。きれいごとを抜きにして、事実を口にしただけ。それでも、日本社会にはお金を語ることを避ける風潮が根強く残っている。
だが、きれいごとで腹は膨れないし、未来の不安も消えない。 現在49歳。再婚して11年目になる。ステップファミリーとして家族を築いてきた。来年には末っ子が高校受験を控えている。日々直面するのは、何をするにも結局は資金がいるという事実。
お金とは、人生の選択肢そのもの。

資産がないという「リスク」と「不自由」
なぜお金が必要なのか。それは特定の何かを買うためというより、選べないという不自由から抜け出すため。
- 対人関係が苦手だから、早期リタイア(FIRE)したい。
- 子どもに十分な教育費をかけたい。
- 衣食住をもっと豊かにしたい。
- 万が一の時、パートナーと別れても自立できる力を持っておきたい。
これらはすべて、手元に資金があって初めて現実味を帯びる。資産がない状態では、我慢して今の環境にしがみつくしかない。お金は、理不尽な状況から自分を守るための盾になる。
シングルのままで子育てをするにしても、ステップファミリーとして新しい家族の形を模索するにしても、生活基盤の確保は避けられない。そして、子育てが終わった後。親として最後にできる最大の愛情は、子どもに経済的な迷惑をかけないこと。これもごく当たり前の事実。
深夜のガソリンスタンド。労働を資金に変換する
お金がないと嘆く前に、やるべきことがある。行き着いたのは、長期目線での資産構築。
第一歩は、無駄な出費の洗い出し。固定費を見直し、無意識に流出している資金を止める。しかし、節約には物理的な限界がある。削れる生活費は知れている。投資に回すための「余剰資金」が圧倒的に足りなかった。
だから、物理的に資金を捻出する仕組みを作った。
本業とは別に、深夜のガソリンスタンドでダブルワークを始めた。これは苦労話や美談ではない。単純に、確実な時給労働を現金に変換し、それを投資の種銭に直結させるための極めて合理的な手段。

労働集約型から資本集約型のシステムへ
手に入れた余剰資金を市場に置き、自分が寝ている間も利益を生み出す仕組みを作る。高配当ETFやインデックスへの分散投資。労働集約型の稼ぎ方から、資本集約型の資産構築への移行。
深夜のガソリンスタンドで作った現金を雪だるまの芯にして、時間をかけて転がし続けた。得られた配当金も再投資に回す。複利の力を使う。
現在、世帯の金融資産は3000万円を超えている。 一朝一夕で富を築いたわけではない。魔法も裏技もない。深夜の労働で得た確実な資金を市場に投下し、淡々とシステムを回し続けた結果。
選択肢を手に入れるための第一歩
お金を稼ぐこと、資産を増やすことは、決して下品な行為ではない。自分と家族の未来を守り、人生の主導権を握るための防衛策。
「今からでは遅いのではないか」 「失敗が怖い」
そうやって立ち止まり、思案する時間は、ただ機会損失を生むだけ。49歳からでも、遅すぎることはない。重要なのは、今日、自分の意志で動くこと。
まずは現状の支出を把握する。そして、少額からでも資産構築のシステムを動かし始める。証券口座を開設する。あるいは、資金を作るために副業を始める。行動の選択肢は、常に目の前にある。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ステップファミリーとして日々色々なことがありますが、家族が穏やかに暮らしていけるのも、ベースにある「お金の不安」を少しずつ減らせたことが大きかったと感じています。
私自身、いまの生活が始まった頃は、まず徹底して固定費を見直しました。
ただ、節約だけではどうしても限界がきます。そこで、無理のない範囲で副業を始めて、手元に残るようになったお金は、そのまま資産運用へ回すようにしました。
「守る」「稼ぐ」「育てる」
私もまだまだ手探りですが、この流れを作ってから、家族の未来について少しずつ前向きに考えられるようになりました。
我が家で実際にやってみて、今も続けていることを3つの記事にまとめています。
もし同じように、これからの備えについてモヤモヤしている方がいれば、何かのヒントになるかもしれません。よかったら、ご自身の状況に合いそうなものから覗いてみてください。


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