「父親として、どう接するのが正解なのか」 再婚当初、誰もが一度はぶつかる壁です。
こんにちは。 今回は、10年前、当時4歳だった妻の連れ子(次女)と、初めて二人きりで過ごした日の話をします。
妻が仕事の都合で、大阪へ行く必要がありました。 家には私と、まだ4歳の次女。 数時間だけの「父と娘」の時間。 まだオムツも外れたばかりのような小さな娘に、どう接すればいいのか。 怖がらせないか、泣かれないか。頭の中でシミュレーションを繰り返していました。
今日は、そんな探り合いの時間の記録です。
ぎこちない会話とマクドナルド
「どこに行きたい?」 私が目線を合わせて聞くと、彼女は小さな声で「マクドナルド」と答えました。
店内に入り、向かい合って座る。 私の実子たちなら、騒いだり、おもちゃに夢中になったりする場面ですが、彼女はちょこんと椅子に座ったまま動きません。 自分の子供と違って静かなので、どうしていいか困りました。
食事中、まだ小さい手でポテトを掴むので、ボロボロと食べこぼしが出ます。 もしこれが自分の実子であれば、「こぼさないの」と反射的に注意していたでしょう。 でも、言えませんでした。 嫌われるのが怖くて、私は無言でテーブルに落ちたポテトを拾ってたような曖昧な記憶があります。

「前の保育園は、どんな感じだったの?」 沈黙を埋めるために、私は手探りで質問を投げかけました。 会話は続きますが、なんとなく気まずい空気がずっとありました。
公園で何度も見た時計
食事が終わっても、まだ妻が帰るまで時間があり、間が持たず、近くの公園へ移動した。
遊具で遊ぶ娘をベンチから眺めながら、私は何度も時計を確認していました。 「早く奥さん帰ってきてくれないかな」 目の前の娘に笑顔を向けながら、頭の中では正直にそう願っていました。 たった数時間が、ひどく長く感じてたような思い出です。
玄関が開いた瞬間の「変貌」
夕方、ようやく妻が帰宅して、玄関のドアが開いた瞬間、それまで私の前で静かにしていた次女が、迷わず妻へ駆け寄りました。
「ママー!」 そこからは、全力の甘えと、遠慮のない我がままが始まりました。 私といた時の「いい子」はどこへやら、気に入らないことがあれば泣き、大声で主張します。

その姿を見て、気づきました。 たった4歳の子供が、私に遠慮し、気を使っていたのです。 「いい子でいなきゃいけない」と、小さな体で空気を読んでいたのでしょう。
「疲れた」という本音の報告
その夜、妻に今日のことを話しました。 公園に行ったこと、マクドナルドでの様子。そして、本音も伝えました。
「慣れるしかないし、最初はそんなもんかも知れないけど、正直疲れた」 「でも、あの子も気を使ってたぶん、僕以上に疲れたんじゃないかな」
ドラマのように、二人きりの時間で絆が深まることなんてありません、あるのは、「他人」であることを意識した、消耗した事実だけした。
でも、今振り返れば、その「疲れるような気遣い」をお互いに認めることが、他人同士が家族になるための最初のステップだったのかもしれません。
勇気なんて、そんな大げさなものじゃなくていいんです。 ただ『知ってみる』。それだけのことで、明日の景色が少しだけ変わるかもしれません。 10年前の私が、そうだったように。
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次回予告:シリーズ第3回 無理は続かない。毎日の送迎で悟った「父親になることを急がない」という選択 初期の頃ほど、早く結果を出そうと焦ります。でも、信頼関係は急には作れません。「これぐらいでええか」と諦め、時間をかける覚悟を決めた、私の意識の変化について書きます。


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