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【体験談】46歳・パニック障害の妻が、リモートワークで社会復帰して年収600万になるまでの記録

・妻のパニック障害

「休めば治る」わけじゃなかった

こんにちは。

今日は、いつもと少し違う、僕の妻の話をさせてください。

「家族を守らなきゃ」と必死だったシングルファザー時代を経て、僕は縁あって今の妻と再婚しました。 でも、人生って本当に山あり谷ありですね。

実は妻、数年前にパニック障害を患い、しばらく働けない時期がありました。

当初、僕は「とにかく家でゆっくりしなよ」と言いました。 数ヶ月、自宅療養。 もちろん、心を壊した時に体を休めることは絶対に必要です。

でも、数ヶ月経った頃、妻がポツリと言ったんです。 「家にずっと居たからって、良くなるわけじゃないみたい」

社会から切り離されたような孤独感。 お金の不安。 「このまま社会復帰できないんじゃないか」という焦り。

それが逆に、心の重りになっていたようでした。

最初の一歩は「逃げ道のある働き方」

そこで妻が選んだのは、「いきなり正社員」でも「無理してフルタイム」でもありませんでした。

「派遣社員」としての登録でした。

しかも、条件は一つだけ。 「月の半分以上、リモートワークができること」。

ここが本当に重要でした。 働くこと自体への恐怖心があった妻にとって、「体調が悪くなったら家のベッドにすぐ横になれる」という環境は、何よりの命綱でした。

満員電車に乗らなくていい。 人の目に晒され続けなくていい。

その「物理的な安心感」があったからこそ、妻は久しぶりの社会への一歩を踏み出せたんです。

46歳、派遣から正社員へ

当時の妻の年収は、そこまでよくありませんでした。

それでも、家でコツコツ、真面目に。 本来の彼女の良さである「誠実さ」で、目の前の仕事をこなしていました。

すると、見てくれている人はいるものですね。 ある日、勤務先の上場企業から声がかかりました。

「〇〇さん(妻)、うちの社員になりませんか?」

当時、妻は46歳。 そこから試験を受け、まさかの正社員採用が決まりました。

年収は350万円ほどになり、そこから丸2年。 昨年のボーナス査定も良かったそうで、年収は600万円ほどになりました。

数字を書いたのは、自慢したいからではありません

いやらしい話に聞こえたらごめんなさい。 僕がここであえて具体的な数字を出したのは、伝えたいことが一つあるからです。

「40代後半で、パニック障害があっても、ゆっくり進めば生活は立て直せる」 という事実です。

「もう年だから無理だ」 「病気があるから、まともな収入なんて望めない」

そんな風に、自分で自分の未来を塗りつぶさないでほしいんです。 妻の例はたまたま運が良かっただけかもしれません。でも、「ゼロではない」んです。

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「スキップして辞めておいで」

今、妻はバリバリ働いているかというと、そうでもありません。 今でも体調を崩す日はありますし、薬とも付き合っています。

だから僕は、朝、妻を送り出すときにいつもこう言います。

「嫌になったら、スキップして鼻歌うたいながら『今日で辞めまーす!』って帰っておいで」

これ、本心なんです。 責任感の強い人ほど、「辞めちゃダメだ」「迷惑かけちゃダメだ」と自分を追い込みます。

でも、「いつでも辞めていい」「逃げてもいい」と思っている方が、案外人間って長く続けられるものなんですよね。

結び:あせらず、ゆっくりでいい

今、苦しい状況にいるあなたへ。

正社員を目指さなくてもいい。 まずは週数回でも、在宅でもいい。 なんなら、まだ何もしなくてもいい。

ただ、「未来は思ったより閉ざされていないぞ」ということだけ、頭の片隅に置いておいてください。

妻が証明してくれました。 ゆっくり、ゆっくり進めば、景色は変わります。

今日、あなたが息をして、生きていてくれるだけで十分です。 どうか、ご自身を責めないでくださいね。


勇気なんて、そんな大げさなものじゃなくていいんです。 ただ『知ってみる』。それだけのことで、明日の景色が少しだけ変わるかもしれません。 10年前の私が、そうだったように。

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