こんにちは。
シングルファザーとして息子と娘を育てていた頃、夜中にふと目が覚めて、通帳の残高を見つめては「あと10年、このペースで貯金して足りるかなあ」と、ぼんやり考えていたことがあります。
胃が痛くなるほど絶望していたわけじゃないんです。 日々の生活は回っているし、子供たちも元気。 でも、心のどこかに常に「うっすらとした不安」が張り付いている感覚。ひとり親の方なら、なんとなく分かってもらえるでしょうか。
今日は、そんな私が再婚して少し余裕ができる前から続けている、「家族を守るための、ちょっと変わったお金の考え方」について書きます。
「日本に住んでいるのに、なんでドルの資産を持つの?」 そう思う方にこそ、読んでいただきたい内容です。大袈裟な話ではなく、「へぇ、そんな守り方もあるんだ」と少しでも肩の荷が降りれば嬉しいです。
給料(日本円)だけのリスク|私自身が「日本円製造マシン」である理由
「資産運用をしています」と話すと、よく聞かれるのが「やっぱり国内の株(日本株)ですか?」という質問です。 実は、私の運用資産の大部分(ほぼ9割)は「米ドル建て」です。つまり、アメリカの株や債券です。
「えっ、日本に住んでいるのに? 為替のリスクが怖くないの?」と驚かれますが、私は逆に「日本円しか持っていないことの方が、よっぽど怖い」と思っているんです。
私という人間は「日本円」しか生み出せない
少し変な例え話をしますね。 私は日本の会社員です。毎日働き、毎月お給料を「日本円」で頂いています。 定年まで働けば、生涯で数億円分の「日本円」を稼ぐことになるでしょう。退職金も、将来の年金も、すべて「日本円」です。

つまり、私という人間自体が、巨大な「日本円の債券(日本円製造マシン)」なんです。
もし、日本の景気が悪くなり、円の価値が暴落したらどうなるでしょう? 私の給料(円)の実質的な価値は下がり、同時に銀行に必死に貯めていた貯金(円)の価値も下がります。
- 稼ぐ力(給料): ダメージを受ける
- 持っている資産(貯金): ダメージを受ける
このように、「稼ぐ力」と「持っている資産」が一緒に共倒れしてしまうこと。 これこそが、私が一番恐れているリスクです。
だからこそ、手元にあるお金(金融資産)くらいは、**日本とは違う動きをする「ドル」**にしておきたいのです。
- 人的資本(私): 日本円にフルコミット(100%日本依存)
- 金融資産(お金): 米ドルにフルコミット(100%米国依存)
こうすることで、人生トータルでのバランスを取っています。 「給料は円で稼ぐから、お金にはドルを稼いできてもらう」。これが私のリスクヘッジです。
おすすめの米国株ETF「VIG」|再婚家庭の守り神になる理由
「ドル建て」といっても、怪しい仮想通貨や、ギャンブルのような株を買っているわけではありません。 私がメインで積み立てているのは、「VIG(バンガード・米国増配株式ETF)」という米国株の詰め合わせパックです。
VIGを選んだシンプルな理由
VIGは「連続増配株」といって、10年以上、毎年欠かさず配当金(株主へのお小遣い)を増やし続けている優良企業だけを集めたものです。
派手さはありません。 AppleやNVIDIAのように、株価が1年で2倍、3倍になることはまずありません。 でも、不況が来ても、嵐が来ても、じっと耐えて**「配当」という果実を実らせ続ける企業**たちです。
私はこれを毎月、給料の一部をドルに換えてコツコツ買い増ししています。 イメージとしては、「アメリカという国に、金の卵を産むニワトリを飼っている」感覚です。
日本で私が働き(労働収入)、アメリカでニワトリが卵を産む(配当収入)。 この「2馬力」があるからこそ、将来への漠然とした不安が消えたのだと思います。

「通貨分散」は、家族を守る防波堤
再婚して家族が増えた今、この考え方はより強固になりました。
もし将来、子供が「海外に留学したい」と言い出したら? もし日本円が弱くなって、輸入食品やエネルギー価格が高騰し続けたら?
そんな時、ポケットに「ドル」が入っていれば、家族の選択肢を守れます。円安になればドルの価値は上がりますから、それがクッションになってくれるんです。
「大部分をドルで持つ」 一見するとリスクを取っているように見えますが、日本に住み続け、日本で子育てをする私たちにとって、これこそが「最大のリスク回避(生活防衛)」なのかもしれません。
難しいことは考えなくて大丈夫です。 ただ、「卵を一つのカゴ(日本円)だけに盛らない」。 この格言を、頭の片隅に置いておいていただければと思います。
▼ 追伸:その「為替手数料」、本当に必要ですか?
実は、メイン口座とは別に「ある老舗のサブ口座」を持つだけで、米ドルの為替コストを完全無料(0銭)にできます。 さらに待機資金の金利も200倍になる、私の「裏ワザ資産管理術」をまとめました。


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