今年の誕生日、19歳になる長女からプレゼントをもらった。 On(オン)の黒いランニングシューズ。彼女が現在同棲している、同志社大学へ留学中の彼氏と、半分ずつお金を出し合って買ってくれたものだという。

娘たちの交際が順調に進めば、1年半後の彼の卒業と同時期に結婚し、そのまま二人で海外へ渡ってしまうかもしれない。 父親として、遠くへ行ってしまう寂しさは当然ある。けれど、それ以上に「いい人に出会えて良かったね」と、素直に喜んでいる自分がいる。
彼女が小学1年生の時に父子家庭になり、その後、いまの妻と出会い再婚した。ステップファミリーとして暮らし始めて、今年で11年目になる。 私の人生の都合に彼女を付き合わせてしまい、多感な時期に激動の環境を強いてしまったという思いは、常に心のどこかにあった。
もし今、シングルで子育てに奮闘している方や、ステップファミリーの人間関係に悩んでいる方がこのブログにたどり着いたのなら。 この記事を読むことで、複雑な環境で育つ子どもへの漠然とした不安を手放し、これから親として取り組むべき「具体的な備え」について、ひとつの道筋が見えるはずだ。
大人が思うより、子どもは強く育つ
毎日、目の前の生活を回すだけで精一杯だった時期がある。 それでも、子どもの成長というのは、過ぎてしまえば本当にあっという間だ。
親としては「かわいそうな思いをさせているのではないか」「真っ直ぐ育たないのではないか」と難しく考えがちだが、実際のところ、子どもは親が思うよりもずっと逞しい。 11年の生活を通して、私は以下の3つの事実に気づかされた。
- 大人が思っている以上に、子どもは自分の置かれた状況を冷静に受け止めている
- 複雑な環境を経験した分、他人の痛みに敏感で、人に優しくできる
- 親が真剣に生きる姿勢を見て、自分の力で人生を切り開く強さを身につけていく
本当に色々なことがあったけれど、大人が過剰に心配する以上に、子どもは自分の力でしっかりと育つ。これは、11年間不器用に向き合ってきた私自身の、確かな実感だ。
親の最後の役割は「会いたい時に会える財力」を持つこと
プレゼントされた新しいシューズをおろし、ジムのトレッドミルで走ってきた。 30分で5.4キロ。少しずつペースを上げながら、心地よい疲労感の中で、ふとこれからの自分自身の人生について考えた。

子どもの手離れが見えてきた今、私自身のモチベーションはどこにあるのか。 それは極めてシンプルだ。
「年に1回くらい、長女が暮らすであろう海外の街へ、ふらっと顔を見に行けるだけの財力を持つこと」
子どもが巣立った後、親ができる最大の支援は、子どもに経済的な心配をかけないことだ。 そして、会いたいと思った時に、航空券の値段を気にせず会いに行けるだけの余裕を持っておくこと。 そのために、私は米国高配当ETFの積立など、将来に向けた資産の運用を淡々と続けている。投資による継続的な収入源を作ることが、将来の自由につながるからだ。
真面目に生きていれば、必ず好転する
お金の話をすると難しく感じるかもしれないが、要は「将来の選択肢を増やすための道具」でしかない。
今、日々の生活が辛かったり、ギリギリのところで踏ん張っている方も多いかもしれない。 けれど、真面目に日々を積み重ねていれば、状況は必ず好転していく。色々な経験を経てきた今、私は「人生って楽しいことしかないな」と心から思えるようになった。
もしあなたが、子どもの将来や自分自身の老後に漠然とした不安を抱えているなら。 まずは小さな一歩から、経済的な基盤づくりを始めてみてはどうだろうか。
未来の自分のために、そして、やがて巣立っていく大切な家族のために。 不安なままで立ち止まるのではなく、今日からできる準備を少しだけ進めてみてほしい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ステップファミリーとして日々色々なことがありますが、家族が穏やかに暮らしていけるのも、ベースにある「お金の不安」を少しずつ減らせたことが大きかったと感じています。
私自身、いまの生活が始まった頃は、まず徹底して固定費を見直しました。
ただ、節約だけではどうしても限界がきます。そこで、無理のない範囲で副業を始めて、手元に残るようになったお金は、そのまま資産運用へ回すようにしました。
「守る」「稼ぐ」「育てる」
私もまだまだ手探りですが、この流れを作ってから、家族の未来について少しずつ前向きに考えられるようになりました。
我が家で実際にやってみて、今も続けていることを3つの記事にまとめています。
もし同じように、これからの備えについてモヤモヤしている方がいれば、何かのヒントになるかもしれません。よかったら、ご自身の状況に合いそうなものから覗いてみてください。


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