ネットで「子連れ再婚」と検索すれば、「やめとけ」という言葉に必ずぶつかります。 10年前、39歳だった僕も同じ不安の中にいました。
結論から言えば、その警告は半分正解です。 きれいごと抜きに言えば、独身時代には想像もしなかった現実が待っていたからです。
しかし、騒音や金銭的な問題以前に、僕にはもっと根本的で、人には言いづらい不安がありました。 「自分は、血のつながらない子供を愛せるのか?」という問いです。
「子供好き」ではない自分の本音
正直に言います。僕はもともと、子供好きな性格ではありません。 僕にとって自分の実子は宝物でしたが、近所の子供を見て「可愛いな」と思ったり、進んで遊んであげようとしたりするタイプではないのです。どちらかと言えば、子供は苦手なほうでした。
そんな僕の前に現れたのが、当時3歳だった妻の連れ子です。

最初の印象と、冷静な自問自答
初めて会った時の彼女は、大人しくてニコニコしていて、人見知りをしない子供だという印象でした。 母親に甘えたくて仕方がない様子が、見ていて伝わってきました。
それを見た時、僕の心の中に浮かんだのは、感動ではなく冷静な声でした。 「この人と結婚したい。でも、自分はこの子を愛情を持って育てていくことができるんだろうか」
自分の性格を知っているからこそ、手放しで楽観視はできませんでした。
「愛する努力」から始める
出会った瞬間に、実子と同じような愛情が自然に湧いてきたわけではありません。 でも、ニコニコと笑う彼女を見て、僕の中に最初に生まれたのは、ある種の決意でした。
「この子を愛するよう、努力していこう」
最初から親としての感情が完成していなくても、愛情を持って接する努力を積み重ねていく。嘘をつかず、そこから始めるしかないと思ったのです。
現在は養子縁組もし、本当の家族として暮らしています。 しかし、その「努力」はすぐに壁にぶつかりました。
次回は、初めて二人きりで出かけた時に感じた**「埋まらない距離」**についてお話しします。
勇気なんて、そんな大げさなものじゃなくていいんです。 ただ『知ってみる』。それだけのことで、明日の景色が少しだけ変わるかもしれません。 10年前の私が、そうだったように。
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※もし、今のアプリや活動で「なかなかマッチングしない」「会う勇気が出ない」と悩んでいるなら、まずは自分に自信をつけることが近道かもしれません。

次回予告:シリーズ第2回
「4歳の娘と初めてのマクドナルド。ポテトの塩味と、ママに見せる顔との違い」 二人きりのマクドナルドで流れる沈黙と、ママと僕で見せる表情の差。 「いい子」でいようとする3歳児に感じた、切ない違和感について書きます。


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